シロアリ防除施工(個人宅・豊橋市)※豊橋市、岡崎市は無料で調査見積します。

ノービルの服部です。

ブログのほうはしばらくご無沙汰していましたが、おかげさまで私は元気にやっています。
久々の投稿は、豊橋市内で行ったシロアリ防除のお話です。

今回のお宅の床下は、土ではなくコンクリートでした。
コンクリートだったらシロアリが侵入する余地はないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
例えば古いビルを見ると「ひび割れ」が見られますよね。これが床下で起こると否応なしに地面への通路が出来ることになってしまいます。
実は、「床下がコンクリートだからシロアリは侵入できないはずだ」は正確ではありません。
ベタ基礎と呼ばれる基礎でもコンクリにクラックが入ったり、小さな屋外とつながる配管の隙間や配管口からシロアリが侵入して被害にあっているお宅はいっぱいあります。

さて、今回のお宅はいかがでしょうか?

まずは玄関口に「穿孔処理」をします。簡単にいえば細いドリルで穴をあけ、細いノズルで薬剤を注入する方法です。玄関の框(かまち)は地面から「直通」になっていることも多く、意外と被害に遭いやすい場所でもあります。
今回のお宅は無事でした。

続いて木部処理です。
こちらのお宅は様々な配線・配管が床下に走っているので、部屋から部屋へ移動するのに苦戦しました。
気がつけば薬剤処理のホースが配線に絡まっていたり・・・とにかく大変です。

仕上げに土壌処理です。
床下がコンクリートだと作業服が泥だらけにならずに済みますが、土のように柔らかくはないので肘や膝がとても痛くなります。

無事に作業が終わって一息。後日「5年間有効の保証書」をお届けします。

最近、当社のシロアリ駆除の方針が大きく変わり、今後合成殺虫剤を使用した「バリア工法」は少なくなっていきます。
現在でも環境にやさしい普通物で施工していますが、基本的には建物床下に薬剤をまかない屋外用の「ベイト工法」や、新築時には全く合成殺虫剤を使わない「ホウ酸施工」などさらに環境に配慮していく予定です。

あえて、業界の標準作業の逆に進む流れになりますが、「時流」に合わせて会社が変わっていかなければいけないということでしょうか?
私の、45年余の「床下作業」はようやく卒業になりそうです。

シロアリでお困りでしたら当社までご連絡ください。

さーて、今夜は「草津の湯の素」でゆっくりします。

※主な対応エリアは豊川市、蒲郡市、豊田市などになります。

<社長コメント>
服部さん、お疲れの後にブログまで書いてくれて本当に感謝しています。
最近の会議で今後基本的には、「ベイト工法」を推奨していくと申し上げた通りです。ペットや、お子さんがいる家庭では殺虫剤は床下にまかないほうが現状よりさらに優しいということを広めていきたい。
しかし、すべてのお客に「ベイト工法」が当てはまるわけではないので、お客様のご事情に合わせて「バリア工法」との選択になっていくということです。でも床下に潜るのは「RRロールスロイス コンビ」に任せてください。これからも、生涯社員として会社を支えてください (^^)