ネズミ駆除(養豚舎・岡崎市)
ノービルの松井です。
先日岡崎市のとある養豚業者さんのネズミ駆除に行ってきました。
ネズミは豚舎内の設備をかじって破損させるだけではなく、重大な病気を運んでくる危険性が大いにあるため、駆除する必要があります。
作業を始める前に、病気予防のため自分の消毒を行います。
畜産施設には疫病を防ぐための消毒槽がありますので、必ず長靴や手指、自動車のタイヤ周りを消毒します。
豚舎内でのネズミ駆除作業にあたり、必要な道具がこちらです。
左から、専用の柄杓(ひしゃく)、バケツ、特別調合のスペシャルフード(殺鼠剤)です。
ひしゃくには殺鼠剤が車の中などに付着するのを防ぐために袋をかぶせています。
豚舎でよく見かけるのはクマネズミです。
クマネズミは比較的高いところを移動するため、天井や屋根に近いスペースにスペシャルフードを置いていきます。
ブタの近くに置いていく場合もありますが、誤ってブタがスペシャルフードを食べてしまわないように十分気をつけなくてはなりません。
こちらの餌箱の後ろのスペースはかなり深いのでブタが食べてしまう危険性はありません。
ブタという生き物は非常に好奇心が強く、私が豚舎に入るなり駆け寄ってくるブタもいます。
時には柵からの脱走や給水設備を壊すこともあり、慌てて従業員の方を呼びに行くなんてことも・・・。
豚舎での作業は「におい」との戦いでもありますが、高校時代に畜産を専攻しており「におい」には慣れています。
そのうえ嗅覚も少々「鈍感」なので、それほど苦ではありません。(苦笑)
その上、ブタやウシなどの畜産が好きな私には向いている仕事といえるでしょう。
今後も「安心・安全な豚肉生産」に貢献できるように頑張ります。