昆虫同定作業(食品工場、愛知県)※岡崎市、豊橋市、豊田市、名古屋市も対応します。

yoshiyamaノービルの吉山です。

先日、愛知県某市の食品工場から昆虫同定の依頼が来ました。
製品に昆虫が混入したため、その種類と生態を知りたいとのことでした。

送っていただいたサンプルを開くと、やや派手な外観のイモムシが商品に張り付いていました。
顕微鏡でイモムシの特徴を調べていきます。

20161019

目や脚の特徴から、チョウやガの仲間の幼虫であることが分かります。
さらに、その他の外見上の特徴や発生時期などから種を特定します。
今回はハスモンヨトウというガの幼虫でした。
様々な植物を食害する害虫として知られている種です。

今回食品に入り込んだのは基本的に屋外で生活する種類ですので、混入したのは全くの偶然と思われます。
しかし、もし混入した昆虫が内部発生する種類である場合、同様の事態が以後も起こるリスクが高くなります。
そういうわけで、混入した昆虫の種類を特定することは、とても重要なことなのです。
食品の異物混入でお困りの際は、ぜひ弊社までご相談ください。

ちなみに昆虫同定費用はこちらをご参照ください。

※愛知県(名古屋市、岡崎市、豊橋市、豊川市、蒲郡市など)は、無料でご相談させていただきます。