チャバネゴキブリ(学名:Blattella germanica)

chabanegokiburi体長10~15mm、体は黄褐色で前胸の背に細長い黒紋が一対あります。日本全国の飲食店や病院、ホテルの調理場、新幹線の中などの温かいところに生息しています。完全な屋内生息種で、低温に弱いため屋外では越冬できません。飛翔することはできませんが、荷物などに紛れて各地に移動します。
メス成虫は、20~40個の卵が入った卵鞘を幼虫が孵化するまで尾端につけたまま活動します。幼虫は約二か月で親となり、半年の間に何回も産卵を繰り返すため、繁殖力が非常に高く、大発生につながりやすい種です。