異物混入の同定依頼(ユスリカ)

こんにちは。
ノービルの齋藤です。

今年は8月としては珍しく大雨が続きましたね。
雨翌日の晴れ間は虫が多くなるといわれています・・・。

さて当社では、管理先から異物混入もしくは場内で発生した虫の同定依頼を度々いただきます。

直近であった依頼は製品に混入していた虫です。
その中には、虫体の頭部や翅(はね)など上半身が欠損した状態での同定依頼もあります。そのような場合はダブルチェックのため、昆虫に詳しい先輩に意見を伺いながら同定書を作成します。

今回は上半身が一部欠損しており判断に迷いましたが【ユスリカ科】でした。
以前のブログおよび害虫図鑑にて紹介をしています。

↑標本で見たユスリカ科の1種

↑実際に光に誘引されてライトトラップに捕獲されたユスリカ科の1種

顕微鏡下でみると胸部が大きく頭部を囲んでいるように見えます。
また、蚊などにみられる針のような口がないので他のハエや蚊ではないと判断できるそうです(先輩受け売りの知識です)。

ユスリカ科は基本的には屋外で発生するため異物混入した場合は、いずれかの隙間や人や物の出入りがある場所からの偶発的侵入が考えられます。
さらにユスリカの幼虫は水生のため、近くに繁殖条件の揃った河川や水が溜まりやすい箇所から大量に発生する可能性が懸念されます。

隙間を作らないことが虫の侵入を防ぐ第一歩です。
注意していきたいですね。

それではまた・・・。

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<社長コメント>

齋藤さん、虫体が半分以上欠損していると、同定が大変ですね。
そういう時は、先輩とダブルチェックする事が大切です。

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