「トビムシ」のご紹介※豊橋市・岡崎市は初回異物混入調査は無料です。

こんにちは。
ノービルの齋藤です。
今年の春は、新型コロナウイルスの影響で外出も自粛なので季節を満喫できず少し寂しさを感じますね。今は我慢の時期ですね。

さて今回は、床に置くスティッキートラップにて頻繁に捕獲が見られる虫をご紹介したいと思います。

スティッキートラップはこんな感じです。

組み立てるとゴキブリホイホイのような形で、床に面する部分が粘着状になっておりそこを通ると捕獲されます。
黄色がプラスチック製で白色は紙製です。
設置環境により使い分けています。

さて本日の本題です!
水回りのスティッキートラップによく捕獲されるトビムシをご紹介します。

こちらがトビムシです。

体長は、1~3 mmのものがほとんどで、体色は白や褐色、緑などさまざまです。

湿っていたり腐っていたりするようなじめじめした環境を好み、水回りなど風通しの悪い場所や腐った建材、観葉植物などの植木鉢から発生します。

トビムシは雑食性で主に落ち葉や腐敗した植物や菌類等を食べます。
つまり有機物を分解するため生態系の中でも重要な分解者にあたるのです!
生態系を支える重要なポジション!

繁殖能力も高いので条件がそろうとたくさん発生してしまいます。
小さい虫が大量発生すると思うと少しゾッとします・・・

トビムシの主な特徴は、

  • 長い触角が一対ある
  • 翅(はね)がないため飛ぶことはできないが、跳躍器(上の画像の矢印部分)という部位を利用し飛び跳ねることができることです。

対策としては乾燥に弱いため発生源となるジメジメした(カビが発生してしまうような)環境を作らないことと、発生した際は殺虫剤で駆除することが大切です。
また屋外で発生している場合は屋内に持ち込まれないように、隙間対策や植木鉢などをなるべく屋内へ入れないように心がけることが必要です。

この先の梅雨時が不安ですが、対策をして快適に生活しましょう!

それではまた・・・。

食品工場の異物混入対策はこちらを→ 「異物分析
ウイルス対策はこちらを→ 「ウイルス除染対策

<社長コメント>
齋藤さん、トビムシ類のブログありがとうございます。
補足すると食菌昆虫は殺虫剤のほかに、カビなどの発生原因をなくす方法もあります。HPではPRしていませんが当社では工場などで発生しているカビ類なども、専用の機械で除菌するサービスも行っています。お気軽にお問合せください。