「ハネカクシ」のご紹介

こんにちは。
ノービルの齋藤です。

当社の害虫図鑑では既にご紹介済みのアオバアリガタハネカクシですが、今回紹介するのはよく当社内の管理先でも捕獲されるハネカクシです。

先述のアオバアリガタハネカクシはヤケド虫とも呼ばれ、この体液に触れると皮膚炎をおこします。このように人に害をなすハネカクシが、当社のトラップに捕獲されるのは非常に稀なような気がします。それよりも今回紹介するような特に毒をもたないものが大半です。

体長は1 mm未満から数cmまであり、多くの種が確認されているコウチュウ類です。

当社でよく捕獲されるのはこのようなハネカクシです。

続いて当社で設置しているトラップに捕獲されたハネカクシはこちら
(集合体恐怖症の方は注意が必要かもしれません)

特徴はアオバアリガタハネカクシと同じように背中部分に切れ込みがあり、その下に翅(はね)があります。

こちらの写真で下の翅が確認できます。

体色は上の写真と同じように黒色や褐色をしています。
生息箇所は様々で緑地帯(土の中など)から湿地など様々な場所に生息しています。
有機物や他の昆虫を捕食しており、昼間や夜間に活動する種など様々です。

害虫図鑑に掲載しているアオバアリガタハネカクシなど毒をもたない限りは、特に害はないのでそこまで注意は必要ありません。

それではまた・・・。

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<社長コメント>

齋藤さん、「ハネカクシ」もこれだけ捕獲されると気持ちが悪いですね。中々、業者泣かせの対策が難しい害虫です。お客様にしっかりとしたアドバイスをお願いします。