「落下細菌検査【一般生菌編①】-準備・簡単な解説-」のご紹介
こんにちは。
ノービルの齋藤です。
毎日の暑さに加え今年はマスク着用で過ごすため例年以上に汗をかいている気がします。
新型コロナウイルスは依然として全世界で感染拡大していますね。
一日も早く日常が戻ってほしいと感じる毎日です。“普通”が恋しいです~。
でも感染症対策は一日も怠らず実行していきます!
さて今回は、落下細菌検査についてです。
私にとっても難しい話であり加えて村田さんが【真菌】について上手に解説していたので、うまく説明できるか緊張しますね・・・
私が今回お伝えするのは、社内にて実施した【一般生菌】の検査についてです!
一般生菌とは、
(パンフレットからの引用だと)好気的条件下で生育する中温細菌のことを指します。
???
難しいですね・・・
つまり、酸素があり30~38度(中温菌の最適増殖温度)の環境下で最も増殖しやすい菌のことです。
この検査の結果は、食品等が生産される工場などの対象環境下における細菌の汚染状況を反映します。
これが食品等の安全性・保存性・衛生環境の評価の指標となります。
使用するシートの種類や培地の面積が【真菌】とは違いますが、準備及び検査実施方法は同じです。
このように菌を落下させる面積が真菌より少し(数字で言うと10㎠)小さくなります。
※右の一般生菌の黄色の正方形一辺が1 cmになります。
上のように広げて15分検査するため、丸で囲んだ2面に菌が落ちてきます。
回収後はできるだけ低温で運び、
その後【一般生菌】は2日間35℃で培養してその後菌の数を数えます。
不慣れで培地がきれいな円形にならなかったため、上手くできなかったものを無駄にしないようそれを活用する形で、今回社内で実験してみることになりました。
今回は、
玄関(ウイルス対策のため消毒スプレーを置いています。)
会議室(使用時には閉めたままにせず窓やドアを開け換気を意識しています。)
会社の奥(出入り口から最も遠い場所。一日に何度も換気。)
の矢印の位置に置いて実験してみました。
では早速、実際に実験結果を見てみましょう・・・
と、いきたいところですが今回は長くなってしまったのでここまで!
また次回続きのブログにてお会いしましょう。
食品工場の異物混入対策はこちらを→ 「異物分析」
ウイルス対策はこちらを→ 「ウイルス除染対策」
<社長コメント>
齋藤さん、詳しい解説ありがとう。
実験を当社内で上手に行うところはさすが「リケジョ」ですね~。本当にブログだけではもったいない気が・・・
実際に企業から依頼が来た際には是非、齋藤さんに任せていきたいと思います!
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