昆虫モニタリング② タマバエ類(豊橋市・食品工場)
こんにちは、ノービルの遠山です。
9月はようやく涼しくなる!と期待していましたが、日中は暑いですね。
まだまだ虫も元気いっぱいです(笑)
今回は当社が防虫管理している製造工場で捕まるコバエを紹介したいと思います。
一面びっしりコバエやユスリカなどが捕獲されています。これ裏面にも同じくらい付着しています。数が多いほど同定するのに一苦労です(-_-;)
この中でよく見かけるのがタマバエ科というコバエです。
肉眼で見分けるのは困難ですので、会社の実体顕微鏡を使いデジカメで撮影します。
体長1〜3mmと、かなり小型の寄生性のコバエです。たくさんの玉を長い一本の糸で通したかのような触角が特徴です。触角が数珠状ではっきり分りますよね。
大きさがどのくらいか知りたいですか?ナニナニ知りたい・・・教えましょう(笑)
サイズをボールペンと比較した写真がこちら。
先端ほどの大きさもありません!このコバエは食品工場などではしょっちゅう捕獲されるレギュラーコバエです。
タマバエは、昼間は下草の葉裏、敷き藁や土塊の中など、日陰で湿気の多いところで静止しています。幼虫は植物に寄生し、球状の虫こぶを作ります。そのため農作物や花卉に被害をもたらす、農業害虫としても扱われています。
一年中みられるコバエで春、秋には多く発生します。そう、これからの季節なのです!
「早めに対処したい!」「発生した場合どうすればいいの?」とお悩みの食品工場の方はぜひ当社にご連絡、ご相談ください!
※対応エリアは岡崎市、豊川市、蒲郡市、豊田市、田原市になります。
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