異物混入虫の「ショウジョウバエ」のご紹介※豊橋市・岡崎市は初回異物混入調査は無料です。

こんにちは。
ノービルの齋藤です。

世間はコロナウイルスの話ばかりで、大変な状況ですね。

そろそろ冬も終わり春に向かっているので沈静化してくれることを願うばかりです。

さて今回もハエの紹介です。
コバエの一種「ショウジョウバエ」です。

体長は2~3 mmの小さなハエです。

こちらがショウジョウバエです。
防虫管理させてもらっているところのライトトラップに捕獲されたものです。

身体的特徴を述べると、

↑翅脈(しみゃく)が単純になっています。

※翅脈(しみゃく)・・・昆虫の翅(はね)にある脈のこと。種によって脈の入り方が違ったり一部が色づいたりするなど様々な特徴がある。種を特定するためのポイントにもなります。

↑目が赤いのも特徴の一つです。

ショウジョウバエというと理科の授業が思い出されると思います。
遺伝の授業で聞いたな・・・なんて印象がありませんか?

飼育が簡単かつ卵から成虫になるまでのサイクルが短いため(この他にも色々な理由があるようですが)実験動物として使用されているそうです。

発生時期は、春~秋となります。
もうそろそろ発生する時期にさしかかってきていますね。

主な発生原因としては腐った野菜・果物やアルコール類になります。
そのため生ゴミなどの残渣物は早めに処理し、ゴミ箱を蓋付きのものにしたりして管理し極力臭いがもれない工夫や排水溝の掃除もこまめにしたりすることをお勧めします。
これまでのハエ同様、光に誘引される習性もあります。

不快になるハエの対策としては総じて“清潔さ”が大切になってきます。
台所等をきれいに保つ習慣ができると自ずと発生しづらくなっていくと考えられます。

私自身も掃除の習慣をつけなければと思うのですがなかなか難しいですね。

市販されている置き形の対策グッズや、網戸などに拭きかけ寄せ付けにくくするスプレーなどで対策するのも良いかもしれません。ただし食品周りでは使用時に十分な配慮が必要です。

コロナウイルスとコバエが飛び回らない快適な生活を目指して・・・

それではまた・・・。

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<社長コメント>
齋藤さん、コバエシリーズありがとうございます。
世間はコロナウイルスのことばかりだけど、当社のお客様も飲食店や食品工場、介護施設や病院、ホテル等大変な状況になってきています。
当社内でも手洗い・うがい・消毒液による安全対策を強化しています。
現場作業にも注意してください。よろしくお願いします。