クモ目ヒメグモ科セアカゴケグモ(学名:Latrodectus hasseltii)

本種はもともと日本には生息していなかったオーストラリア原産の特定外来生物です。メスが体長1~1.4 ㎝で黒色の地色で腹部背面中央に赤、橙色または黄色の縦に長い斑紋(この紋には個体変異がみられる)が特徴です。オスは約0.3 ㎝で褐色の地色に腹部は淡褐色と白色のまだら模様になっています。メスは毒牙をもっており咬まれた際の症状は個人差があります。その症状は患部の腫れや痛み、吐き気やめまいなどがあります。主な生息場所は工場などの建屋ブロックや道路側溝、駐車場フェンス、植木鉢やエアコン室外機の隙間の地表付近に簡単な巣を作って昆虫類などを捕食します。
※本ページの写真は、「セアカゴケグモのメス」と「セアカゴケグモの卵」となっています。