コウチュウ目 アオバアリガタハネカクシ(学名:Paederus Fuscipes)

成虫の体長は6.5~7.5 ㎜です。体色は特徴的で、頭部が黒色、その下の胸部は橙色、四角形で切れ込みが入っている部分(上翅:じょうし)は青藍色、節が連なっている腹部は末端部が黒色でそれ以外は胸部同様に橙色をしています。田畑や池沼などの草地に多く生息しています。春から秋にかけて灯火に飛来し、6~7月に多く見られます。成虫の食性は肉食で、昆虫やダニ、植物のやや腐敗したものを食べます。また本種の体液には有害物質が含まれているため、体液に触れてしまうと皮膚炎等を起こします。
この他にもハネカクシは様々な種がいますが、基本的には体液に有害物質を含みません(本種と同様の有害物質をもつ種は、他にもいくつかそんざいします)。