ムカデ(学名:Chilopoda)

体長は5~20 ㎝で平たい体をしており、体色は黒色や暗褐色で褐色の脚を有している種がよくみられます。他にも様々な色のムカデがみられます。多数の脚を有しており頭部の触角下部に一対の毒牙をもち咬まれると激痛を伴い咬まれた箇所は炎症をおこします。雄雌、幼体・成体問わず有毒です。主に屋外の落葉層や土壌、石や朽木、落ち葉の下など適度に湿気のある所でみられ、その周辺に生息するクモやミミズなどの昆虫を捕食します。
咬まれた場合はすぐに流水に当てながら患部まわりから毒を押し出すようにしてよく洗い、その後患部を冷やし安静にして抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を塗ります。その後必要に応じて医療機関を受診してください。
代表種は、トビズムカデとアオズムカデとなります。