ヤブカ属(ヒトスジシマカ(学名:Aedes albopictus))

ヤブカの仲間で、北海道を除き日本各地に分布します。
発育期間は、餌の量や幼虫密度などの環境により異なりますが、最適な条件下ではおおよそ10日といわれます。発生源は小さな水域で、雨水桝や水のたまった空き缶・空き瓶・古タイヤ・プラスチック容器など住宅や公園の周囲にあるもののほか、墓石の花いけ・樹洞などからも発生します。卵で越冬し、5月から10月ごろ成虫が発生します。
昼間、特に朝夕に屋外で吸血されることが多く、下草や低木等に潜んでいて、ヒトなどが近寄ると飛来してしつこくまとわりつきます。

日本ペストコントロール協会「PCOのための害虫相談ハンドブック」より引用