異物混入(コクヌストモドキ編)

こんにちは、ノービルの遠山です。

最近当社のHPの問い合わせから、異物混入した昆虫の同定(検定)依頼が増えています。
今回はその中で主に製粉工場などで異物混入として扱われることの多い貯穀害虫を紹介していきたいと思います。

こちらはコクヌストモドキの幼虫です。

粉の中に紛れ込んでいたと、ご依頼があり調査させていただきました。

小麦粉の大害虫として世界的に著名な種類です。完全な穀粒には直接加害せず、穀粉や穀類屑等から発生します。この幼虫は「腹部末端(お尻の先)が二又に分かれている」「体毛が全く生えていない」「体色が黄褐色」「筋模様や斑紋などがない」の4点の特徴が類似しているため、ゴミムシダマシ科コクヌストモドキであると同定しました。

一般家庭でも扱われる乾燥果物や乾燥野菜、加工品の製菓類(ビスケット等)からも発生してしまいす。製菓をそのまま置いていこうものなら一夜にしてコクヌストモドキの楽園と化してしまうこともあるでしょう。
・・・あまり想像したくない光景になりますね(汗)

こちらが成虫になります(ネットから引用)

体長3~4mm、赤褐色で細長く、触角の先端3節が特に膨大しています。
また腹面から見ると、複眼が横長で、左右の複眼の間がより狭いです。

この虫を見たら「害虫プロのノービル」まで!

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