タバコシバンムシ捕獲トラップのご紹介～ニューセリコ編～（食品工場）＊豊橋市、岡崎市の食品工場のお悩み相談は無料です

こんにちは。ノービルの齋藤です。

少しずつ暖かくなっていますね。
過ごしやすい季節になりつつも、花粉が飛ぶと同時に昆虫たちも活発になってきました。

さて今回も前回に引き続きモニタリングに使用する罠（トラップ）をご紹介しようと思います。
前回のブログではメイガ類をモニタリングするトラップ「ガチョン」をご紹介しました。
今回は同じくフェロモンを活用したトラップのご紹介です。

そのフェロモントラップがこちら･･･

「ニューセリコ」です！

このトラップの対象昆虫は“タバコシバンムシ”です。

タバコシバンムシ･･･。
字面だけ見たらタバコが好きな虫かな、と想像できると思います。
まさに、たばこを食害することが由来しています！

以下で簡単に解説します。

タバコシバンムシとは、2～3 mmで赤褐色の長楕円形で、室内を飛び回る食品害虫です。
たばこのほか、主に穀粉・乾燥食品などを食害します。
対策としては、食品残渣が残らないよう清掃の徹底が必要になります。

このトラップは以下のようになっています。

ガチョンでは粘着面に１つの錠剤でしたが、ニューセリコでは２つ付いています。
１つはガチョンと同じく性フェロモンを利用した誘引剤（対象：雄）で、もう１つは食餌誘引剤（対象：雌・雄）です。
そのためニューセリコではタバコシバンムシの雄成虫だけでなく雌成虫も捕獲できます。

しかし、誘引しモニタリングするためのトラップなので、大量に捕獲されたら何らかの対処が必要になります。

ブログの最後に捕獲されたタバコシバンムシを掲載しておきます。
それではまた～

以下、小さい点の集合なので閲覧注意です。

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＜社長コメント＞
齋藤さん、キチンとしたまじめなブログをありがとう。
他の某男性社員のブログに比べると正確な説明で皆の個性がそれぞれ出ていると思いました。防虫の技術職なのでいいと思います。
でもたまには、弾けたブログも見たいなと思う今日この頃です。(笑)