「クロコバエ」のご紹介※豊橋市・岡崎市は初回異物混入調査は無料です。

こんにちは。
ノービルの齋藤です。
風邪やインフルエンザと同様、夏になり少し落ち着くかと思っていましたが、予想に反して感染が拡大していますね。
手洗いうがいにアルコール消毒、マスク着用など自分でできることはしっかり続けていきたいですね。

さて今回は「クロコバエ」のご紹介です。
恥ずかしながら一度別のハエと見間違えてしまったので、自身の復習の意図もふくめ今回の題材に選びました。
しかし直近の同定作業で運悪くクロコバエと出会えなかったので、社外の大先輩からいただいた写真でご紹介したいと思います。

まず、こちらが「クロコバエ」です。

体長は2 mm前後の小さく、基本は黒色や灰色をしており光沢をもつ種もいます。
クロコバエの大きな特徴といったら頭部の特徴的なマークです。
こちらをご覧ください!

頭部にアルファベットの「M」が見えます!
クロコバエの頭部の拡大写真を見てみましょう。

赤い丸の部分の「M」がわかると思います。
肉眼では確認できませんが顕微鏡下ならしっかり見えます!
(私はそこを見落として判別できませんでしたが・・・汗)

もちろん同定ポイントはここだけではなく、翅(はね)などにも見分けるポイントがあるのですがそれは大変細かいので割愛したいと思います。
幼虫は動物性腐敗物(主に糞や死骸)などを食べる腐食性です。
また(落ち葉などを含む)生ごみ・堆積物や汚泥なども発生源となりえます。
基本的に屋外で発生し、隙間などから屋内へ侵入します。

そこで対策としては、ドアや窓を開放したまま放置しすぎない事やひび割れなど侵入できそうな隙間を放置せず補修することが必要になります。
また、どのハエにも言えますが屋内・屋外ともにゴミを長時間放置しないことが大切です。
コバエが屋内にいると鬱陶しいのでしっかり対策して快適に過ごしたいですね!

今回ご協力いただいた先輩には、昆虫同定に関して素人だった私が、ノービルへ入社する以前の研修から今日に至るまでいつも本当にお世話になっています。
いつもありがとうございます!!

それではまた次回のブログでお会いしましょう!

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<社長コメント>
齋藤さんお疲れ様でした!
う~ん・・ブログで披露するだけではもったいない内容ですね。
やや、弊社の昆虫図鑑に載っていないことが判明(苦笑)
すぐに載せてください(汗)