クロオオアリ(学名:Camponotus japonicus)

体長は8 – 16mm。体長1㎝程度の小型働きアリと、体長1.5㎝程で頭部が発達した大型働きアリが形態的に分化しています。巣には必ず1匹の女王アリが存在し、女王アリの寿命は長いもので20年ほどにもなります。5-6月には羽を持った雄アリ、雌アリが巣から飛び立ち交尾する「結婚飛行」が行われます。交尾後に雌アリは羽を切り落とし新たな女王アリとして巣、コロニーをつくります。北海道から沖縄県まで分布し、主に屋外で見られますが、雑食性で人の残した菓子などにも集まることがあります。